これイタリア語でなんて言うの? Vol.1 “これいいですか?”

ども、賛助会員のチャオレイです。

こちらのコーナーでは、イタリア料理関係者の皆様に役立つイタリア語の情報を提供いたします。

テキストには、あの“幻(売れなかったから絶版になったという正論はナシでw)”の名著?「食べる指さし会話帳・イタリア」を、著者であるチャオレイが出版社と掛け合い、ページの二次使用許諾を受けて使用しています。ちなみに本書は今後デジタル版で復刊するとかしないとか、どっちなんだい?!

会話の内容は、「イタリアで、もっと話せたら楽しいのになぁ~」、「次回行くまでにイタリア語をレベルアップするぞ!」と思った、そんな方に役立てていただける言葉を選びました。

“Posso(ポッソ)~?” =「いいですか?」

【こんな時に使えます】

  • 「(指さしながら、これ味見しても)いいですか?」= “Posso(ポッソ)?”
  • 「(指さしながら、これ触っても)いいですか?」=これも“Posso(ポッソ)?”
  • 「(指さしながら、ワインセラーに入っても)いいですか?」=やっぱり“Posso(ポッソ)?”

なので、なにかしたかったら、「ポッソ」、使えます、ポッソしか勝たん。

【面倒な人は読まなくてもいい解説】

「ポッソ」は英語の “Can I(キャン アイ)~?”に相当します。「ポッソ」の原形はpotere、一人称単数「私は」の活用形ですが、覚えなくていいです。

本当はそのあとに動詞の原形が続くので、上の例文は、 “Posso mangiare questo?「(これを食べても)いいですか?」”、“Posso toccare questo? 「(これを触っても)いいですか?」”、“Posso entrare qui?「(ここに入っても)いいですか?」”となりますが、覚えなくてもよろしいかと。

ではまた、イタリア語で言うと a presto(ア・プレスト)!

【チャオレイのプロフィール】
本名、堀込玲。日本イタリア料理協会賛助会員。学生時代にイタリア語専修で学び、卒業後はイタリア専門の貿易商社勤務。当時28歳でイタリア旅行全般に使える「旅の指さし会話帳・イタリア」を書きまとめ、今も発売中。4年間のミラノ駐在中にイタリア料理の魅力に目覚める。その後某パスタメーカーの日本オフィスに15年間勤め、その間に「食べる指さし会話帳・イタリア」を出版したものの絶版。現在はIBグロワーズ合同会社代表として、オリーブオイルとパスタのブランドマネジメント業に従事。

食べる指さし会話帳7 イタリア<イタリア料理> (食べる指さし会話帳シリーズ) 堀込 玲 著 小暮 満寿雄 イラスト

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食べる指さし会話帳7 イタリア<イタリア料理>
(食べる指さし会話帳シリーズ)

堀込 玲 著 / 小暮 満寿雄 イラスト
出版社:情報センター出版局