クレオパトラのサラダ

クレオパトラのサラダ
lnsalata di Cleopatra

神戸屋レストラン芦花公園店 小関博之シェフ

シェフのアドバイス

イタリアの中にある小国、サンマリノの晩餐会で出した一皿です。
名前は、世界三大美女のクレオパトラがその美貌の為に薔薇の料理を食べて、香を楽しんでいた事から名付けました(現代のアンチエイジングですね)。
仕上げにオイルやドレッシングは使わず、マリネしたレモンとフルーツ・染み込んだパンが口の中でドレッシングとしての役割を果たしてくれます、野菜と一緒に食べてもらうのが良く、包みを開けた瞬間の薔薇の香りがポイントです。どこにでもあるサラダを薔薇の香と鮮やかさで変えてみました。

材料

無農薬薔薇 ・・・ 2種類(さ姫(真紅)/アップルロゼ(ピンク))
蒸留水 ・・・ 蒸留には香りが良い「さ姫」を使用
レモンスライス ・・・ 1枚
オリーブオイル ・・・ 少々
クルミパン ・・・ 1/2枚(3カット)
熟成バルサミコ ・・・ 7g
オレンジ・イチジク・ルビー・柿・ミニトマト・にんじん・ズッキーニ ・・・ 各1切れ(すべて5X1cmカット)
ベビーリーフ ・・・ 8g
セルフィーユ ・・・ 少々

作り方

① レモンマリネを作る。レモンスライスをオリーブオイルでマリネする(ジップロックを使用して空気を抜いてなじませる、3日上おくとオイルが外皮に染み込み酸味も食べ やすくなる)。マリネできたら1/6カットしておく。
② 蓋薇(さ姫)と蒸留水を専用の蒸留器に入れ、抽出する(鍋ポウルを使って簡易的な蒸留器も可能)。
③ カットしたクルミパンに熟成バルサミコを染み込ませる。
④ フルーツと野菜をそれぞれ5X1cmにカットする。にんじんとズッキーニはボイルする(塩1%)。
⑤ ベビーリ―フは軽く湿らせておく。
⑥ 器にOPシート(透明)を広げ、それそれを盛り付けていく。仕上げに薔薇(さ姫・アップルロゼ)を飾り、薔薇の蒸留水のミストを全体になじませ、シートで包んで香りを包み込む(提供時は シートの頂点を木のピンチでとめる)。

クレオパトラのサラダ
lnsalata di Cleopatra