ども、賛助会員のチャオレイです。
先日のACCI GUSTOも盛り上がりましたね!新しくなった浜松町の会場もきれいで素晴らしい会場でした。
さて、こちらのコーナーでは、自著『食べる指さし会話帳・イタリア』のページを使用して、イタリア料理関係者の皆様に役立つイタリア語の情報を提供いたします。
さて、今日の一言は、”Mi scusi(ミ・スクーズィ)!”、「すみません!」です。
タイトルの日本語訳は「エクスキューズ・ミー」となっています。
なぜか?この「ミ・スクーズィ」には、(呼びかけ)の意味と(お詫び)の意味があり、日本語の「すみません」よりもイメージしやすいかと思い、併記させていただきました。
“Mi scusi!(ミ・スクーズィ)” =「すみません」
【こんな風に使います】
- レストランでサービスの方に呼びかけるときに使えます。
- 街で道を聞く時にも使えます。
- そして、なにかお詫びをしたい時にも使えます。
- でも日本だと「すみません」をお礼、「ありがとうございます」のように使うこともありますが、イタリアではお礼したい時はもちろん”Grazie!”を使わないと通じません。
【面倒な人は読まなくてもいい解説】
- Mi scusiは丁寧な言い方。友達の間ではScusa(スクーザ) 又はScusami(スクーザミ)でもOK。
- 複数集まる会議などでは、Scusate per il ritardo(スクザーテ・ペル・イル・リタルド)など動詞が活用します。
- 再帰動詞Scusarsiは『許しを請う』の意味。Scusareだと『許す』の意味になり、主語にあたる人が目的語にあたる人を許すことになり、動詞の命令形になっています。
ではまた、a presto(ア・プレスト)!
【チャオレイのプロフィール】
本名、堀込玲。日本イタリア料理協会賛助会員。学生時代にイタリア語専修で学び、卒業後はイタリア専門の貿易商社勤務。当時28歳でイタリア旅行全般に使える「旅の指さし会話帳・イタリア」を書きまとめ、今も発売中。4年間のミラノ駐在中にイタリア料理の魅力に目覚める。その後某パスタメーカーの日本オフィスに15年間勤め、その間に「食べる指さし会話帳・イタリア」を出版したものの絶版。現在はIBグロワーズ合同会社代表として、オリーブオイルとパスタのブランドマネジメント業に従事。