ボランティア
5月22日(日)、当協会有志による東北大震災被災者への炊き出しを行ないました。
場所は埼玉県三郷市上彦名にある瑞沼市民センターで、こちらには福島県広野町より 避難してきた方々およそ200名が避難所生活を送られています。埼玉県三郷市と福島 県広野町は以前より災害時における相互応援協力を目的に「災害時相互応援協定」を 結んでいたため、今回の災害でも被災者受け入れが非常にスムーズだったそうです。 今回は、当協会ボランティア担当実行委員のクチーナヒラタ町田シェフをリーダーと し、コルテージア江部シェフとスタッフの方々、セントベーネ加藤シェフ、ヴィノヒ ラタ仁保シェフ、ビリキーノ北條シェフ、ラ・フェニーチェ鳥谷部シェフ、ヴィノヒ ラタ仁保シェフ、アルポンテのスタッフの総勢14名。
当日は天候にも恵まれ、昼食・夕食約200名分の炊き出しを行いました。提供したメ ニューは以下の通り。
【昼食】
チーズリゾット、ポルペッティ、ミックスレタスサラダ
【夕食(お弁当)】
野菜のトマトソースペンネ、鶏肉のパン粉焼き、ポテトサラダ、白いんげん豆、白ワインゼリー
避難所での食事は現地のボランティアスタッフが対応されているそうですが、やはり 当初はおにぎりなどしか提供できず、その後も比較的調理のしやすいカレーなどにメ ニューが偏ってしまっていたそうです。
今回は約2ヶ月におよんだ避難所生活で初めてのイタリア料理なのでとても楽しみにしていただいていたそうで、また多くの方が翌日より福島県内の施設に移られる予定 でしたので最後に良い記念となったようで、多くの「ありがとう」「おいしかった!」という感謝の言葉と笑顔をいただき、炊き出しに来た私たちも元気をいただきました。
またご協力をいただいた皆様および商品をご提供いただいたカゴメ様、久世様、里山 村様、誠にありがとうございました。
現地
スタッフ集合
避難所内の様子
急ピッチで昼食の準備
リゾットは何度も炊きました
江部シェフの息子さんもお手伝い
昼食を楽しみにしてくださっていた避難所の方々
天候も良く外で食事される方も
夕食もみんなで手分けして作業
昼食メニュー
夕食メニュー