『ウナギの煮込み』

宮本健真(リストランテ・ミヤモト)
盛り付け写真

材料 (4人分)

ウナギ白焼き 300g前後
1尾
トマト
2個
玉ねぎ
1/2個
にんにく
1片
白ワイン
100cc
赤ワインヴィネガー
50cc
バジル
適量
塩、コショウ、オリーブオイル
適量

作り方

  1. ウナギは臭みを取るため、白ワインでマリネして、15分程、蒸してください。
  2. トマトは湯剥きして、種を取り、1センチ角にカットしてください。
  3. スライスした玉ねぎとニンニク1片(軽く押しつぶしておいてください)をオリーブオイルたっぷりで透明になるくらい炒めます。
  4. 白ワインと赤ワインヴィネガーを入れて、アルコールを飛ばしたら、2.とバジルを入れて、塩、コショウ、オリーブオイルで味を調整します。弱火で15分程、煮込みます。
  5. そして、好みにカットした 1. を入れて、さらに10分程、煮込みます。
  6. お皿にソースとウナギを盛り付けて、バジルの葉を飾り、仕上げにエキストラバージンオイルをかけたら完成です。

シェフのコメント

日本では「夏」のイメージが強い「鰻」ですが、イタリアでは南部のクリスマスからお正月にかけての定番となっております。
「capitone」という言葉はラテン語の「caput」(「頭」の意)から来ていると言われています。
特にクリスマス・イブには欠かせないようで、昔から「縁起担ぎ」的な要素があり、厄を遠ざける意味で、食されていました。

生のウナギは難しいと思いますので、簡単にできるように、白焼きのウナギを使いました。難しいレシピではありませんので、ご家庭でいかがでしょうか?

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