『オマール海老 二種の仕立て ”夏のバカンツァの想い出”』

岡野 健介(リストランテ・カシーナカナミッラ)
盛り付け写真

材料

オマール海老
2本

オマール海老用のブロード

3リットル
ローリエ
1枚
白ワイン
100cc
たまねぎ
1個
岩塩
90g
グアンチャーレ
適量
ブラータ
1個
生クリーム
約200cc
若桃シロップ漬け
適量
シャンパーニュ
100cc
アルファルファ
少量

プロシュートのコンソメ

スペイン産若鶏
2羽
たまねぎ
2個
人参
1本
セロリ 大
1枚
ローリエ
2枚
適量
牛モモ挽き
250g
サンダニエーレ産プロシュート
300g(薄切り)
たまねぎ
2個 エマンセ
セロリ 大
1枚 エマンセ
赤パプリカ
1/2個 エマンセ
トマト
1個
卵白
250g
ゼラチン
適量
ウイキョウ
適量
セルフィーユ
適量
サーレマルドン
必要であればごく少量
EXオリーブオイル
適量

飾り用

乾燥パン粉
適量
タイム
2本

作り方

オマール海老

  1. オマール海老を爪と胴体にわけ、胴体のほうに竹串をまっすぐになるよう刺し大きさにあわせて2分半から3分半ブロードで茹で氷水にとる。
  2. 殻を外し、濾して冷ましたブロードで洗う。サービスする大きさに切り分けリードペーパーを上下に置き上から残りのブロードを身が浸るまで入れ一晩マリネする。

ブラータ

  1. 生クリームを沸かしミキサーでブラータとEXオリーブオイル、塩でまわす。冷ます。

グアンチャーレ

  1. 角切りにしカリカリになるまでソテーパンで火を入れ、油を紙で切る。

若桃

  1. シロップをきり、シャンパーニュを入れ数時間浸す。

プロシュートのコンソメ

  1. 若鶏をばらし、ガラの血合いを良く洗い身とガラを230度のオーブンで15分から20分色が軽く付くまで焼く。ミルポアを寸胴で火を入れしんなりしたら焼いた若鶏をいれ水、ローリエをいれ3時間半から4時間煮込む。濾して冷まし、一晩以上冷蔵庫で休ませる。
  2. 上に浮いて固まっている脂を取り除きぬるくなるまで温める。エマンセにした野菜、牛モモ挽き、プロシュート、卵白、トマトをつぶしていれよく混ぜる。ゆっくりと温めた若鶏のフォンを注ぎ、沸くまで混ぜる。3時間半煮詰め、静かに紙で濾す。冷やす。
  3. コンソメの濃度、味を整え 固さにあったゼラチンを溶かしいれ冷やし固める。

仕上げ

  1. オマール海老の胴体の方の3cmにカットしたものを入れグアンチャーレを一粒、若桃1cm角を1個、ブラータのソースを小スプーン一杯いれ、アルファルファを少量の順にグラスに入れる。
  2. 薄くスライスしたウイキョウと爪を少し厚めのジュリアンにしボールでEXオリーブオイルと必要であればごく少量のサーレマルドンをいれあえる。もう一方のグラスにいれ、上から適度にくだいたコンソメのジュレをいれセルフィーユをのせる。
  3. タイムで香りをつけた、軽く焦がしたパン粉のうえにグラスを盛り付ける。

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