今回で20回目を迎える、三陸気仙沼の食品見本市「第20回求評見本市」が、2月25日(水)、サンマリン気仙沼ホテル観洋にて開催され、「みなと気仙沼大使」も務めているアクアパッツァの日高良実シェフが協力しました。
東日本大震災後、初の地元・気仙沼での開催となる同見本市。今回は気仙沼市内の36の事業者が自慢の商品を出品しました。本見本市は気仙沼市、気仙沼商工会議所、気仙沼漁業協同組合など、オール気仙沼で構成する実行委員会が主催しており、全国各地からバイヤーの方々をお招きしております。
9時の開会より多くのバイヤーが集まり、会場はあっという間に熱気に包まれました。そして日高シェフによる調理デモンストレーションがスタート!今回は、気仙沼が水揚げ量日本一のメカジキを活用したイタリア料理を5品紹介。
刺身でも食べられる鮮度の良いメカジキを燻製にしたりカツレツにしたり、新たな活用方法を提案し、試食をした方々からも「おいしい!」「こういう調理方法もあるんだ」、という驚きと喜びの声をたくさんいただきました。
日高シェフいわく、「気仙沼の食材は本当においしい。しかし東京では知らないシェフ達もまだまだ多いのではないか。イタリア料理でも活用できる気仙沼食材をもっともっと紹介する活動をしてほしいし、私としても応援していきたい」とのこと。
今後、気仙沼食材が広まっていくことがイタリア料理にとっても、料理の幅を広げることにつながると思います。当協会としても震災の被災地へ毎年寄付を行なっているご縁もあり、協力をしてまいりたいと思います。
会場風景
日高シェフの調理デモ
出来たての料理を試食
左から気仙沼商工会議所菅原会頭、アクアパッツァ日高シェフ・樫村シェフ、八葉水産清水社長