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グラン・コンコルソ・ディ・クチーナ2012
在日イタリア商工会議所が主催するイタリア料理のコンクール「グラン・コンコル ソ・ディ・クチーナ2012」が去る11月19日（月）に、服部栄養専門学校で最終実技審 査会が開催されました。
このコンクールは、日本のイタリア料理界を担う新しい料理人の発掘および日本にお ける本場イタリア郷土料理の知識向上と普及を目指すものです。最終審査まで進んだ 10名による課題食材のパスタともう1品の合計2品の実技審査が同日に行なわれまし た。当協会の会員である兼川彌内シェフ、相馬薫シェフ、深田景シェフの3氏も最終 審査に進みました。
今回のテーマは「イタリア料理におけるワイン」。テーマに沿ったメニューを、制限 時間1時間の内に2品を各2名分作り上げることが条件で、審査はその調理技術と味、 伝統的イタリア料理の尊重性、創造性の4項目の評価で採点されます。
今回はテーマがワインということで、うさぎやホロホロ鳥、鳩などジビエ系を使用し たメニューが多く、調理が進むにつれて会場内は得も言われぬ、旨みの香りに包まれ ていきました。
その後、全員が制限時間内に調理を終え、審査員による試食と審査に移ります。
そして結果発表。今回の優勝はBIFFI TEATROの後藤祐司シェフ！そして第2位に深田 景シェフが入りました！表彰後に審査員でもあった落合会長に話を伺ったところ、 「皆、非常に素晴らしい出来栄えだった。その中でも特に後藤シェフと深田シェフは 目を見張るものがあった」と称賛の言葉をいただきました。
