勉強会

イタリアオリーブオイルセミナーを開催しました。

6月28日(月)、トラットリア・ビリキーノにて「イタリアオリーブオイルセミナー」を開催しました。講師は来日中のコスタンティーノ・トモポウロス氏。同氏はAISイタリアソムリエ協会認定講師で、オリーブオイル・蒸留酒・シガーなどにも造詣が深く、2005年にはトリノでワインバーをオープンするなど幅広く活躍されています。今回は「オリーブオイルとは」「オリーブオイルのラベルの読み方」「テイスティング方法」についてご講演され、同氏の人柄溢れる和やかなセミナーとなりました。

オリーブオイルとはご存知の通りオリーブの実からできた植物性のオイルで、オリーブの種類は約2,000種にもおよび、90%が地中海沿岸で生産されます。その内42%がイタリア産だそうです。イタリアでは一般的に10~11月にオリーブを収穫しますが、その方法はオリーブの木の下に網を敷き、クシのようなもので落とします。それらを集めて種とともに潰して絞り、その後、遠心分離機でオイルと水分とに分けます。そして酸度が0.8度以下だとエキストラバージンオイル、それ以上だとバージンオリーブオイルとなり、鑑定人が厳しくチェックします。テイスティングでは、次の4種類のオイルについて行ないました。

1 プリムオーリオ社 プーリア
品種 チェリーナ・オリアローラ・レッチーノ
2 テーヌタ ディ カペッツァーナ トスカーナ
品種 モライオーロ・ペンドリーノ・フラントイオ・レッチーノ
3 イナウディ社 リグーリア
品種 タジャスカ100%
4 チリオ社 リグーリア
品種 コラティーナ・オリアローラ

質疑応答で興味深かったのは、「レストランでテーブルにオリーブオイルが出されるのは日本だけ」ということ。まだオリーブオイルが一般的ではなかったころ、パンにつけるバター代わりに店側が考案したのがはじまりで、今に至っているそうです。 普段身近で使っているオリーブオイルだけに、より理解を深める良い機会となりました。

イタ職