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イタリアサルーミ、クッキングショー


さる3月21日(火)に「The World's 50 Best Restaurants Awards 2016」で第1位を獲得したミシュラン三ッ星レストラン「オステリア・フランチェスカーナ」のオーナーシェフ、マッシモ・ボットゥーラ氏がイタリアサルーミを使ったクッキングショー(主催:イタリア・サルーミ普及促進協会)が開催されました。

2016年「ベスト・レストラン・イン・ザ・アワード」で第1位に獲得、またガンベロロッソ誌、エスプレッソ誌、ツーリング・ガイド誌など名だたる料理雑誌で暦年高得点を獲得している「オステリア・フランチェスカーナ」のオーナーシェフ、マッシモ・ボットゥーラ氏。このプロモーションのために来日致しました。

当日は駐日イタリア大使のドメニコ・ジョルジ氏や会場となりました服部栄養専門学校校長の服部幸應氏、主催のイタリアサルーミ普及促進協会事務局長のモニカ・マラヴァージ氏があいさつを行い、クッキングショーがスタート。

披露した料理は『「モデナからミランドラへ」(コテキーノのズブリソローナ)』と『モルタデッラ・パニーノの思い出』の2品。

最初に披露した『「モデナからミランドラへ」』は2012年に発生した、イタリア北部地震のチャリティメニューとして2013年に発表致しました。被害に合ったエミリア=ロマーナ地方の伝統的な料理を再現。エミニア=ロマーニャ地方は甘いものとしょっぱいものを組み合わせることが多く、同じように塩味が強いイタリア伝統料理のコテキーノと甘いザバイオーネを組み合わせました。「伝統を再認識して、それを壊さないと意味がない」と語るボットゥーラ氏。コテキーノも正肉を使い、ボットゥーラ流にアレンジ。ドルチェ用にコースの最後ではなく、コースの途中で余韻を残すようなイメージで作りあげました。

『モルタデッラ・パニーノの思い出』は、モルタデッラは完璧なサルーミのひとつと語るボットゥーラ氏が32年かけて完成させてきた料理。調理する際はモルタデッラをスライスするだけですが、エスプーマという調理器具を使い、撹拌してムース状にします。豚の脂をフリーズドライし、粉末化したものを小麦粉に混ぜて、豚の風味と香りを加えて、複雑味をつけたニョッコにモルタデッラを付けていただきます。

「数百年のイタリアの歴史の上に座っている。それを忘れてはいけない」と語るボットゥーラ氏。1時間半予定のクッキングショーでしたが、時間をオーバーするほどの盛況で終了いたしました。

イタリアサルーミ、クッキングショー

イタリアサルーミ、クッキングショー

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