講習会
去る12月6日(日)、辻調理師専門学校にて「東京と大阪のシェフが料理の腕を競う!関西イタリア料理講習会」が開催され、約80名のイタリアン・フレンチ関係者が集まりました。
今回はテーマを<肉>とし、各シェフが異なる肉を使って料理を披露しました。さらに落合会長と齊藤副会長が各シェフの料理を解説するという、新たな試みも行いました。
トップバッターは大阪・ビランチャの柿田シェフ。「イタリア産豚肩ロース肉(ドルチェポルコ)のロースト 白インゲン豆とリンゴのソース ローズマリー風味」。じっくりと火を入れることで旨みが増すイタリア産豚肉を使い、白インゲン豆とリンゴのソースで仕上げました。 続いては東京のラ・ターナ・ディ・バッコの直井シェフ。「うさぎと季節野菜のカルピオーネ」。本来、魚料理であるカルピオーネをあえてうさぎで仕上げることで料理の幅が広げられることを提案。
どちらのシェフにも活発に質問が飛び、あっという間に前半戦が終了。休憩時間には今回の講習会に協賛してくださった企業の展示ブースで試飲試食。
続いて後半戦では東京のピアットスズキの鈴木シェフによる「仔牛のリピエノ」。柔らかく茹でたリードヴォーを仔牛ロース肉で巻き、さらにスーゴディカルネのソースをかけた仔牛をたっぷりと味わえる一品。
最後は大阪ダ・ジュンジーノの八島シェフ。「猪肉のブラザートブルーベリーとグラッパの風味」。 和歌山県産の猪もも肉を使い、グラッパに漬けたブルーベリーのソースが深みのある味に仕上がります。
最後に落合会長より、「これを機会に関西の皆さまにもどんどん情報を提供してまいりたい。日本イタリア料理協会の活動の幅をさらに広げるので、興味のある方はぜひ一緒に活動しましょう!」という挨拶で閉会。
今回、ご参加いただいた皆さま、ならびにスポンサー協力をいただいたアルマコーポレーション、堂島精肉店、ニップンインターナショナル、日本リカー、フードライナー、和歌山ジビエの各社様、ありがとうございました。
イタリア産豚肩ロース肉ロースト
うさぎと季節野菜のカルピオーネ
仔牛のリピエノ
猪肉のブラザート